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「この間 腹パンパンのやつ 35枚ほど釣ったよ!」と ご機嫌の常連さんから情報をいただき、それなら私も もう1回と串本の磯へ向かいました。 大島へ入る手前の袋港にある かわばた渡船さんに3時頃到着、軽く仮眠をとり朝5時45分の出船を待ちました。 エイト2からでも車で3時間あれば十分、昔に比べると随分早くなったなぁ、昔に比べると…、 年取ったんですかねぇ。

準備をしていると、磯釣り4回目という店のスタッフ・新谷さんも来ていたので、同じ磯に上がることにしました。 いよいよ実釣、しばらくすると新谷さんの竿が大きく曲がり、慎重にやり取りして取り込んだのは私みたいにお腹が膨れた35cmのグレ。 「こんな形のグレ いるんですかぁ!」と 満面の笑みの新谷さんに、私も嬉しくなり写真を撮ってあげました。
「キタキタキタキタキタ～、今から爆釣タイムが始まるんやないのぉ!?」と 大きな期待を胸に2人とも釣りを再開し、リズム良く撒き餌と仕掛の投入を繰り返しますが、ん? んん? 後が続きません。 しかもウキを消し込むのはサンノジやイスズミばかり、潮も川のように流れそれと真逆に吹く風も段々強さを増し撒き餌と仕掛けが合わせにくい状態が続きました。

できるだけ風の影響を受けないよう磯際のシモリの際をじっくり流し、昼過ぎに私もようやく同じサイズを1枚ゲットしましたが、残念ながらお腹がペッタンコの痩せたグレでした。 もう1枚追加と気合を入れましたが、風がさらに強くなり1時過ぎには撤収となりました。
厳しい釣果になりましたが、それでもやはり磯釣り・特にグレ釣りは楽しい!! と私は思ってしまうんですよねぇー。